お城と城下町歩き 続日本100名城 伝説と足跡が交錯する天下人の基礎を築いた出世城“浜松城” 徳川家康が岡崎から浜松へ本拠地を移したのは元亀元年(1570)、29歳の時。以降、駿府に移った天正14年(1586)、45歳までの17年間をこの地で過ごしました。この間、姉川の戦い、三方ヶ原の戦い、長篠の戦い、小牧・長久手の戦いなどの数々の合戦で名だたる武将としのぎを削り合い、三河、遠江、駿河に甲斐、信濃を加えた5ヵ国... 2025年3月23日 hachibe
お城と城下町歩き 続日本100名城 “高天神城を制する者は遠江を制する”徳川と武田の遠江争奪戦 いよいよ戦国時代の戦いで心揺さぶられる「高天神城の戦い」の舞台へと向かいます。 高天神城は、掛川市の中央に位置する小笠山から南東に伸びる尾根の先端、標高132mの鶴翁山を中心に造られた山城です。東側の田園地帯から南側の遠州灘まで見渡すことができ、小笠山の北を通る東海道を牽制できる立地条件にある重要な城であったため、徳川... 2025年3月23日 hachibe
お城と城下町歩き 日本100名城続日本100名城 掛川三城で徳川・武田・今川の攻防を体感する“どうする家康”旅 戦国時代、掛川の地では城の争奪戦がたびたび起こりました。永禄3年(1560)の桶狭間の戦い以降、今川氏と徳川家康の掛川城の奪い合いがその一つ。また今川氏の没落以降、旧今川領は三河の徳川氏と甲斐の武田氏により分割され、やがて両者は遠江の領有権をめぐって火花を散らすことになりました。掛川城の南8kmほどに位置する市内の高天... 2025年3月22日 hachibe
お城と城下町歩き 続日本100名城 明智光秀の善政を偲び、名君として思慕される町、丹波・福知山城 京都市街から北西に約80km、丹波山地の盆地に広がる福知山。天正3年(1575)に織田信長から丹波国の平定を命じられ、、この地に現在へとつながる町の基礎を築いたのが明智光秀です。高台にそびえ、遠くからでも目に付く福知山城は、天正7年(1579)、丹波亀山城に続き、丹波における西国攻略の第2の拠点として築かれました。治水... 2025年3月21日 hachibe
お城と城下町歩き 続日本100名城 野面積みの石垣が美しい知られざる南伊勢随一の名城・田丸城 田丸城跡は、田辺丘陵の南、標高約60m前後に立地し、城域約166000㎡に達する平山城です。歴史的には南北朝から近世にいたるまで続いた城で、戦国時代、多くの武将たちが居城した南伊勢随一の名城。野面積みの石垣が今も美しく残ります。周辺には伊勢本街道、初瀬街道及び熊野街道が通り、伊勢神宮を抑える戦略的要衝として争奪戦が繰り... 2025年3月15日 hachibe
お城と城下町歩き 続日本100名城路面電車 河畔に鉄櫓が佇む吉田城!東海唯一の路面電車が走る街・豊橋 愛知県南東に位置する豊橋市は、南に太平洋、西は三河湾に面し、古くから伊勢神宮に縁の深い港町として栄えてきた自然豊かな東三河の中心都市です。今なお路面電車が行き交う光景が見られれるこの街は、東海道の宿場町であるとともに、三河吉田藩の城下町。吉田城跡には戦前、歩兵第十八聯隊が置かれ、戦後豊橋公園が整備され、国の登録文化財の... 2025年2月15日 hachibe
お城と城下町歩き 続日本100名城日本三大湖城 湖を一望、歴史的品ズラリ!諏訪湖の湖上に浮かぶ城・高島城 全国屈指の湯量を誇る上諏訪温泉と宿場の歴史を色濃く残す下諏訪温泉。諏訪湖畔は風光明媚な観光スポットだけでなく、日本最古の神社と言われる諏訪大社をはじめ歴史浪漫溢れる史跡も多い。江戸時代、中山道、甲州街道の重要な拠点として諏訪氏が諏訪一帯を支配し、拠城としていた高島城もそのひとつ。当時は諏訪湖の島を利用して築城されたため... 2025年1月4日 hachibe
お城と城下町歩き 続日本100名城 山形・鶴岡に藤沢周平作品ゆかりの「海坂藩」の面影を訪ねる 山形県の日本海に面した庄内地方は、荒海日本海、月山、鳥海山ほかの風光明媚な自然、四季を通じ五穀豊穣を提供する肥沃な庄内平野。文武を奨励し、安泰を約束した庄内藩酒井家12代の治世。独自の文化を醸成し、朴訥だがしっかりと大地に足を着け、懸命に生きる庶民たちの庄内。この庄内をモデルに創作したのが、作家藤沢周平小説の「海坂藩」... 2024年11月4日 hachibe
お城と城下町歩き 続日本100名城 南紀勝浦でマグロも!熊野灘と熊野川を臨む自然の要塞・新宮城 大阪から電車にのって約2時間、旅気分を楽しむにはぴったりの距離。同じ関西でありながら通り道になることも少なく、ふだんは意外と行く機会がない和歌山。お城あり、おいしいものありのわざわざでも行ってみたくなる街です。徳川御三家の紀州藩の居城・和歌山城、その附家老であった水野家が治めた新宮藩の居城・新宮城、安藤家の田辺城跡とい... 2024年7月28日 hachibe
お城と城下町歩き 日本100名城続日本100名城 ご当地グルメも楽しみ!徳川御三家の威光を伝える和歌山城へ 大阪から電車にのって約2時間、旅気分を楽しむにはぴったりの距離。同じ関西でありながら通り道になることも少なく、ふだんは意外と行く機会がない和歌山。お城あり、おいしいものありのわざわざでも行ってみたくなる街です。徳川御三家の紀州藩の居城・和歌山城、その附家老であった水野家が治めた新宮藩の居城・新宮城、安藤家の田辺城跡とい... 2024年7月27日 hachibe
お城と城下町歩き 続日本100名城 “山城密集地帯”東美濃の城リレー!岩盤と石垣の絶景苗木城 戦国時代に美濃は、斎藤道三亡き後、織田氏によって統一されますがその後、東美濃は織田氏と武田氏の勢力争いの境界として幾度の戦火に巻き込まれました。その戦いの拠点となった山城が、「岩村城」「苗木城」「美濃金山城」です。岐阜県では、全国に通用するふるさとの自慢を『岐阜の宝もの』として認定しており、「岩村城跡と岩村城下町」「苗... 2024年3月19日 hachibe
お城と城下町歩き 続日本100名城 続日本100名城・村上城。揚北の雄本庄氏の居城から近世城郭へ 戦国の雄 上杉謙信・景勝を支えた揚北衆。謙信が本拠地とした春日山城(上越)から遠く離れた北越後、南北に長い新潟県の中部を流れる阿賀野川は、古くは揚河と呼ばれ、この揚河より北に流れる荒川、胎内川、加治川を境界として割拠していた豪族たちの総称です。鎌倉御家人の流れをくみ、領主としての独立を貫き通そうとした強者どももやがて上... 2024年2月18日 hachibe