戦国時代に美濃は、斎藤道三亡き後、織田氏によって統一されますがその後、東美濃は織田氏と武田氏の勢力争いの境界として幾度の戦火に巻き込まれました。その戦いの拠点となった山城が、「岩村城」「苗木城」「美濃金山城」です。岐阜県では、全国に通用するふるさとの自慢を『岐阜の宝もの』として認定しており、「岩村城跡と岩村城下町」「苗...
昔町迷宮の記事一覧
“蔵”と聞くと、主屋の隣に威風堂々と立っている風景を真っ先にイメージします。しかし、秋田県横手市の黒い切妻屋根が白く変わる県内有数の豪雪地帯ならでは増田の冬の風土が生み出したその屋根の下には、外観からは想像もつかないほど豪華で重厚な内蔵が静かに黒漆喰を光らせています。大人の休日倶楽部「増田の内蔵編」大人になったらしたい...
江戸時代初期に蘆名盛重(義勝)が築き、蘆名氏断絶後、佐竹氏一門の北家佐竹義隣が治めた角館は、四季折々の姿を見せる桜の城下町です。角館の桜は枝垂れ桜、公卿の孫娘で2代佐竹義明の正室が輿入れの際に持参した京都の桜が始まりといいます。まさに「みちのくの小京都」。武家屋敷が立ち並ぶ内町と町人・商人が住む外町に区分された町割りが...
近江商人の町としても知られる近江八幡は、豊臣秀次が築いた八幡山城の城下町。商業都市として発展し、石垣が残る城跡や水運に使われた掘割の八幡堀とともに当時の風情をそのまま残す町。そんな景観に加えて街のあちこちに、建築家ヴォーリスによる洋館が点在しています。町家と洋館、今と昔の間をゆらゆら、舟にのってもゆらゆらと当地ならでは...
東海道五十三次の宿場町は、現在そのほとんどが旧態を留めていない中にあって、今なおまるで時間が止まったかのごとく、古い家並みが往時の町の姿を色濃く留めているのが47番目の宿場町として栄えた「関宿」です。現在も約1.8kmにわたって江戸時代や明治時代に建てられた町屋が200棟以上現存し、東海道随一の歴史的な町並みが残されて...
古くは『万葉集』の東歌にも詠まれている詩情あふれる三毳山(みかもやま)、奈良の都からの旧東山道沿いの町として、また藤原秀郷公ゆかりの唐沢山と豊かな自然に恵まれ、厄除け大師で賑わいを見せる歴史と文化の香りの高い栃木県・佐野。かつて戦国時代には唐沢山城が、江戸時代には日光例幣使街道の宿場町として栄えてきた面影が今でも見られ...
栃木市の町の起源は戦国時代に皆川氏が栃木城を築き、城下町を整備したのが始まりといわれています。江戸時代になり、徳川家康が日光東照宮に祀られると朝廷の勅使の例幣使が日光に参向する例幣使街道の宿場町であった栃木は舟運を生かして商都に発展。今も市街を南北に巴波川が流れ、舟運で富を築いた豪商たちが江戸~明治期に建てた見世蔵や土...
琵琶湖東岸の中ほどに位置する近江八幡市。琵琶湖国定公園の自然が楽しめ、豊臣秀吉の甥、豊臣秀次が城を築き、楽市楽座を実施して繁栄させた城下町。琵琶湖からの水路がひかれて栄え、近江商人の町としても名を馳せています。手こぎの和船から水辺の景色を楽しみ、おいしいバームクーヘンの代名詞「クラブハリエ」や名だたる近江牛に舌づつみを...
江戸時代の俳人、松尾芭蕉のふるさと・三重県伊賀北西部の伊賀地域は、周囲を山で囲まれた盆地です。鄙びた山国で生まれ育った芭蕉は、29歳で江戸へ旅立ちました。芭蕉が生きた時代から300年以上たつ今も、ふるさとには「芭蕉さん」があふれています。不朽の名作『おくのほそ道』へと結実した芭蕉のルーツを求めて、旅にでました。 多彩な...
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八兵衛
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