
町の面積のうち約80%が森林を占め、中央部には南北に千曲川が縦断する信州佐久穂町。豊かな自然と清涼な空気に包まれたこの町は、西部の北八ヶ岳山麓に「八千穂高原」があり、標高1600m付近には、日本一美しいといわれる「白樺の群生林」が植生しています。白くスラっと伸びる白樺の木々は、独特の雰囲気を醸し出し神秘的な空気が漂っています。八千穂高原は、八ヶ岳北麓に位置し、国道299号(通称メルヘン街道)が高原を貫きドライブコースとしても好眺望が楽しめる。茅野市と佐久穂町の境を成す日本の国道で2番目に標高の高い地点、標高2127mの麦草峠から茅野市方面の高原は蓼科高原となります。八千穂高原自然園は、八千穂高原の自然をそのまま切り取った自然園 になっており、清々しい空域をたっぷり感じながら、四季折々の大自然を存分に堪能します。
そもそも八千穂高原一帯は、30年以上前に閉鎖された牧場の跡地に、白樺の生える条件が揃ったことで、現在のような白樺林が形成されたといいます。約200haの敷地をもつ八千穂高原には75~80万本の白樺が堂々と群生し、日本一にふさわしい優美さでが、高地にしか生えない白樺の寿命は70~80年と短く、また陽樹ともいわれる白樺には日差しが不可欠。白樺を間引きながら陽を当てなければならないため、白樺の森を維持するには人が積極的に守って行く必要があります。
28haの広大な八千穂自然公園内では、白樺やカラマツ、ミズナラなど変化に富んだ自然林の木立、清らかな渓流と2つの滝、そして多種多様な山野草が、季節ごとに装いを変えて訪れる人を楽しませてくれます。長さの違う3つの散策コース(白の小径1km30分・青の小径1.5km50分・緑の小径2.5km80分)が設けられていて、体力や旅程に合わせて、野鳥のさえずりを聞きながらの爽快な散策が楽しめます。
今回は、湖面に四季の色を映す遊亀湖や、澄み切った渓流、滝を眺めながら歩く青の小径コースを選択。管理棟からバリアフリーの木道の中、白樺の森に入ると、見渡す限り純白の白樺林は、緑と白のコントラストが陽に映えて美しく、身も心も清々しい。恋人の聖地にも選定されています。
青の小径にに合流し、観瀑台から落差10mの渓流瀑・飛竜の滝、さらに階段を下りてその下段のもみじの滝(写真)と2つの滝を鑑賞。
園内を流れる渓流にかかる柳雪橋を渡ります。
遊亀湖は八千穂高原自然園で最も低いところにあるさほど大きくない湖です。風がない日は湖に空や木々の映り込みが非常に綺麗に見ることができます。
ヤナギランの咲く小径を抜ければ周回したことになり、管理棟に戻ります。
