ネモフィラと空で青一色に染まる絶景・国営ひたち海浜公園

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美しい自然とおいしい海の幸を堪能できる茨城県ひたちなか市へ。春、GWのこの時期、国営ひたち海浜公園はネモフィラという小さな青い花が一面を覆い、空と海の青と溶け合う幻想的な風景を見せてきれます。近海の新鮮な魚介を使った海鮮グルメ、名産の干しイモなど、魅力満載のひたちなか。爽やかな潮風に、花と緑。ここでしか見られない風景を楽しむ「ひたちなか海浜公園」の旅に出かけます。

雄大な自然に癒されながら、多彩なアクティビティを楽しめる「国営ひたち海浜公園」は、茨城県ひたちなか市の海側、太平洋に面した茨城県随一の規模を誇るレジャースポット。350ha東京ドーム40個分以上もの広さは都市公園として日本最大級で、園内には砂丘、草原、樹林、遊園地などさまざまなエリアがあり、自由に散策できる。

ハイキングをするのもよし、サイクリングで巡るもよしです。春と秋のフラワーシーズンには期間限定園内を周遊する「シーサイドトレイン」なら景色を眺めながら移動ができラクちん。※園内10カ所の停留所で乗り降り自由(一日周遊券500円)。潮風を感じながら青い海や白い砂丘を眺めることができ、気分爽快間違いなし

公開されている約215haの広大なエリアに四季折々の花々がリレーのように咲き続ける花畑は圧巻です。キレイなものやかわいいものが好きな人には「みはらしの丘」が絶対はずせないスポットです。ひたちなか市で最も高い標高58mの丘からは、市内や海が一望でき、特にGW期間中、公園の春の花を代表するネモフィラが丘一面をブルーに染め上げます。一面を真っ青に染めるネモフィラを前にしたときには、息をのむ美しさというのはこういう風景をいうのだろうと花の絶景に絶句。

ネモフィラは北米カリフォルニア原産の一年草で、花径わずか2~3cm、丈は約15cm、英名は赤ちゃんの澄んだ瞳に例えられbaby blue-eye「赤ちゃんの小さな青い目」和名は瑠璃唐草といいます。ヨーロッパではメインを引き立てるように花壇の周囲に植えられることが多く、いわば脇役。これを主役にしたのが国営ひたち海浜公園です。この小さな花が約215haの丘の斜面を埋め尽くすその数は約450万本という膨大な数になります。瑠璃色の絨毯は圧巻で晴れた青空の日は特に素晴らしい眺め、青空との競演は見逃せません。アメリカのCNNによる「日本の最も美しい場所31選」に選ばれています。

西口・翼のゲートから入場すると正面には水のステージ、まずは左回りでみはらしの丘を目指します。大勢の人が並んでいる西口サイクルセンター(レンタルサイクル)の奥にはスイセンガーデンがあります。松林の下に広がる花のじゅうたんが見れますが見ごろは4月上旬なので白と黄色のラッパスイセンは終了していました。

古民家・里の家の前には菜の花が咲き、その向こうの小高い丘に向かってブルーのネモフィラが咲き誇っています。空が花の丘に溶け込んだような青一色の世界。花畑の中を歩けば、まるで空中散歩をしているかにような不思議な気分になります。それにしてもそれにしても人、人、人で丘に向かう小径は人が数珠つなぎで道筋がよくわかります。

みはらしの丘からは太平洋と広大な公園、そして大観覧車が望めますが、そこには常陸那珂有料道路を挟んで東側に大観覧車のあるプレジャーガーデンエリアや砂丘エリア、草原エリア等が広がり、子ども連れには一日中遊べる公園です。

戻る途中にある「たまごの森フラワーガーデン」ではチューリップが見ごろを迎えていて色鮮やかに目を楽しませてくれます。

※朝7時半の開園ということでしたが6時過ぎに到着した時点ですでに駐車場に入るための大縦列。西口ゲートがネモフィラの咲くみはらしの丘に近いことからそちらに向かうもやはり大縦列なのです。しかも本来なら右折侵入もできるのですが開園前なのでそれもできず最後尾に並ぶことになり、さらに7時半の開園にならないと駐車場も開きません。7時半ジャストに来れば西口ゲートの右折も可能、他のルートからの侵入も可能と早くから並ぶことの不公平感満載の入場システムでした。

公園を満喫したら、みはらしの丘から見えた豊穣の海として知られる鹿島灘で獲れた鮮魚が集まる「那珂湊おさかな市場」へ向かいます。10時から開店するという食事処で海鮮を食べたいと急いで行くことにしたのですが、おさかな市場自体は8時から営業しており、新鮮な魚を求めて来場客多数で駐車場は満車で入るのに30分ぐらいかかってしまった。那珂湊おさかな市場は、日本有数の沿岸-沖合漁業の基地として知られる那珂湊漁港に隣接する市場で、抜群の鮮度と種類豊富な鮮魚が並び場内にはオリジナリティあふれる海鮮丼等を提供する食事処が7軒と鮮魚から手作り干物などの海産物が豊富な5軒の海産物店が入っています。

生カキを店頭で食べさせる店もあれば、遠来の客の値引きに快く応じる店もあり、見て回るだけでも楽しめる。発泡スチロールの箱や氷も分けてくれるので、鮮魚を買ってクルマに積んで帰るのも可能です。

海鮮丼にするか、それともネタが巨大で新鮮な回転寿司にするか、思案のしどころですが、海花亭で食事をすることに。いち押しの海鮮丼とも考えたのですが、地ざかなにぎり12貫としじみ汁に惹かれてしまい注文。実は当日夜のTV番組香取慎吾の「おじゃmap」でこの店のツアー限定メニュー牛のにぎりが提供されていたのです。

お土産には干しイモが人気、国道51号沿いに名店が現れます。製造方法が伝わって100年、今では全国生産の9割を誇るのが干しイモです。太平洋からのミネラル豊富な潮風の影響で良質なサツマイモが育ちやすく、干し芋製造レベルの底上げに成功したことで茨城産干しイモが美味しいとのこと。従来の品種より糖度が高く、ねっとりとした食感が特徴の新品種「べにはるか」の登場で一気にスイーツ化したとのこと。ダサいイメージから人気の極上スイーツに進化を遂げた「干しイモ」はいかがですか。

 

 

 

 

 

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